8/13 ル-ミスシジミ

 蝶友さんお二人と一緒に、再び紀伊半島南部の幽谷へ行ってきました。
 予報では午前中が晴れマークだったので期待していったのですが、雲が多て気温も低く過ごしやすい。おまけに前夜雨が降ったのか地面が濡れ、樹にも滴がついていました。
 これはちょっとヤバいんとちゃう?
 何せ目的は、今の時期に関しては晴れで暑いのが条件のチョウだから。と内心ドキドキ。

 幸いにも晴れてきて、日差しも戻ってきてのでホッとしてみたり。でも気温はさほど上がらず、特に渓谷沿いは涼しくて過ごしやすい。これは快適だね~って、(^_^;)\(・_・) オイオイ。

 そんな心配をよそに時間だけが過ぎていく~。

 そろそろテリ張りの時間だよね?しかし一向に姿を現さず、その気配もなし。それならまずもうひとつの目標を片付けようか、ということで移動。

 ポイントを目を皿のようにしながら歩くと、ほどなく1頭目撃。しばし3人で取り囲み撮影タイム。

ルーミスシジミ
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 とはいうものの長くは続かず彼方へと。これでもなんとかひとつは目的は達成、だけど消化不良気味。それならとさらに探して歩くものの見つけられないままポイント踏破。これで終わりか?と思っていたら、天が微笑んでくれました。

 強い日差しが戻り、気温も急上昇。期待を胸にポイントを引き返すと、所々でチラチラ。

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 気分良く撮りながら歩いて行くと、ちょっとした事件が勃発。
 向こうから○い○○ナンバーの車が入ってきてるじゃないですか!せっかく休ませていたポイント、しかも日差しが戻ってこれからという時に、それはないよ~(`ヘ´) プンプン。

 いえ、地元の方や作業する方の車なら文句はないんですよ。でも同好の士ならば、歩いて入ってきて欲しかったな。ここに来るまで数頭目撃した、なんて言ってたし。

 仕方なく車が通ってきた後を探しましたが、心配したとおりどれも敏感で、すぐに高いところへ舞い上がってしまいろくな写真は撮れず。

 もうそろそろポイントが終わろうか、というときに現れた最後の1頭が比較的おとなしく、モデルになったくれたのがせめてもの救いとなりました。

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 まぁ、終わってみれば相当数のルーミスが見られたから良かったんですけどね。

 さて、こうなると残りの目標も達成だぁ~、と意気込んで再び移動。

 しかし何もいない。ときおり期待を抱かせるウラギンシジミ樹冠を飛ぶだけ。あ~、紛らわしい!

 そんな中、チラッと緑色に光るものが遙か遠く、樹の上を飛ぶのを目撃、期待を込めて待ちますが、その頃になると黒い雲が広がってきて雷雨が来そうな雰囲気に。仕方なく諦めて撤収したのでした。

 2つの目標のうち1つは達成(こちらは確率は高かったので、当然と言えば当然ですが)、もうひとつの目標は「らしい」のが見られただけでも良しとしましょうか。

蝶友さん方、本当にお疲れ様でした、これに懲りずまたご一緒いたしましょう。

と、ここで終わっては愛想がないので、この日のついでに撮ったものを…

ムラサキシジミ
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 ルーミスを撮影に行くと漏れなく、のおまけですね。


イチモンジチョウ
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 スポットライトを浴びて一時休憩。


クロアゲハ
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 私達の接近に驚いて吸水を中断、飛び去りましたが程なく戻ってきて開翅を披露。「撮らせてあげるから早く向こうへ行ってよ」なんてメッセージですか?


ヤクシマルリシジミ
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 ナツフジの葉に止まっていると、ルリシジミと間違えそう。


オニヤンマ
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 大きいトンボは迫力がありますね。近くを飛ぶと羽音が聞こえます。

 おしまいです。