8/14 その2 トンボ探索編

 歩き始めて最初に出てくれたのは赤い小さなトンボでした。

ヒメアカネ ♂
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 まだ赤みが薄く、顔も黄色っぽいので成熟するまでもう少しかかりそうです。


マユタテアカネ ♂
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 こちらは十分成熟したようで、胸の褐色が濃くなっています、腹端がチョンと跳ね上がっているのがかわいいです。

 林の中では前回見られたヤブヤンマは見つけられず、代わりにカトリヤンマの数が増えていました。

カトリヤンマ
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 胸が緑色を帯び始めて、成熟が進んでいることがわかります。


ミルンヤンマ
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 出初めなので翅も傷んでいなくてきれいです。このヤンマは遅くまで生き残っていて、11月になってもその姿を見ることがありました。


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 日陰でひっそりと止まっていました。青がきれいです。


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 青い眼がきれいです。


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 オオシオカラトンボシオカラトンボに比べて青みが濃く、眼も黒に近いです、


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 ♀は色がまったく違うので、まるで別種のよう。

 ため池に行ってみると、よく目につくのは黒と白のトンボ。

コシアキトンボ ♂
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 飛び始めるとなかなか止まってくれないことが多いのですが、この日はよく止まってくれました。なにか条件があるのかも?


タイワンウチワヤンマ
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 ヤンマと名前がついていてもサナエの仲間。止まり方でも違いがうかがえます。ヤンマのぶら下がり型に対して、サナエは水平型。


ウチワヤンマ
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 この辺りでは数が少ないウチワヤンマも見ることができました。

 タイワンウチワヤンマとの違いは…
 腹端のウチワの基部に黄斑があるのがウチワヤンマ、ウチワに黄斑がなくウチワもやや小さいのがタイワンウチワヤンマです。
 トンボの大きさはどちらも同じくらい。

 やはり夏はトンボの季節、たくさんの種類を見ることができました。

 おしまいです。