ベニトンボ、アキアカネ、クロアゲハ

 先日、当地方の南部へ出かけた折、少し時間が空いたので周辺を探索、小さな川の堤防でいろんな出会いがありました。

 季節的にはツルボヒガンバナが終盤を迎えていました。

ウラナミシジミ
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 ツルボで吸蜜。ウラナミシジミはこれから数が増えてきて、秋の代表的なチョウになります。


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 キタキチョウもやってきました。

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 交尾しているカップルも発見。♂(上)と♀ではずいぶん色が違います。


クロアゲハ ♀
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 せっかくの良いシーンに出会えましたが、肝心のクロアゲハがずいぶん傷んでいたのが残念でした。


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 なぜか河原に降りてきたヒカゲチョウ。新鮮なのが嬉しいですね。


 赤いトンボが飛び出したので追いかけて…止まったのを確認、そっと近付きました。

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 高標高地での避暑を終えて下界に降りてきたアキアカネ。すっかり赤くなっています。このトンボを見かけるようになると秋本番!


 今度は全身真っ赤のトンボが飛び出しました。ショウジョウトンボかとも思いましたが、赤の色が違い、紫色を帯びています。

 あれはもしやと、そっと近付くと羽根まで赤く染まっていました。もう間違いありません。

ベニトンボ ♂
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 初見・初撮りに大感激。それにしてもこんなところで、しかも3頭に出会えるなんて、思ってもみませんでした。

 見つけた辺りは手元の図鑑には分布域として記載されていなかったので、ということは、分布を広げていると行っても良いんでしょうね。


 今度は地味めのトンボが飛び出しました。

 もしかして、ベニトンボ♀?期待を込めて追いかけたものの、そこにいたのは…

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 ちょっとガッカリ。

 残念ながら♀は見つけることができなかったものの、楽しい寄り道となったのでした。

 おしまいです。