10/9 石垣島(6)

 今回の写真を整理している中で悩んだのがチョウの見分けです。

 先にエイ・ヤー!で掲載したトガリチャバネセセリ、オジロシジミ、それに次回掲載予定のユウレイセセリもそうですが、一番悩むのはキチョウ類。

 石垣島にはキチョウ(ミナミキチョウ)の他、タイワンキチョウ、こちらではお馴染みのキタキチョウの3種がいるんですね。また迷蝶としてホシボシキチョウの記録もあるそうで…。

 で、石垣島で撮ったキチョウ類を集めてみました。

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 後翅外縁が角張っていないようなのでタイワンかと思ったのですが、前翅の破れから見える縁毛を見ると黄色く見えるので、これはキタキチョウ


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 縁毛は黄色に黒が混ざっているように見えるので、キチョウ(ミナミキチョウ)?
 ただ、後翅が角張っていないのが気になります。


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 縁毛がスレてほとんど脱落してわかりにくいですが、全体的に黒褐色ぽく見えるのと、前翅表の黒斑の凹部の上側が突出しているように見えることから、タイワンキチョウ?
 後翅も角張っていませんし。


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  縁毛がはっきり写ってないので何とも言えませんが、前翅黒斑の凹部の上側が突出しているように見えること、後翅はきれいに丸く。角張っていないことからタイワンキチョウ?


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 これは明らかに縁毛が黒っぽく、後翅もきれいに丸いのでタイワンキチョウ?

 これらの同定が正しければ、

 タイワンキチョウが初撮り21種目、キチョウ(ミナミキチョウ)が野生初撮り8種目、ということになるんですが…

 はっきり確認するには捕まえて観察するのが一番なんでしょうけどね。
 
 コメントいただけると有り難いです。