10/8~10 石垣島(8)トンボ、その他編

 石垣島では、チョウの他にも色々出会うことができたので、まとめて紹介します。

 まずは石垣島で出会うことができたトンボたち。

ヒメトンボ
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 ヒメの名前のとおり、小さなトンボでした。地面に止まっていることが多かったので、飛び出さなければ気付いていなかったかも。成熟した♂は青い粉を吹くようですが、残念ながら今回は見ることができませんでした。


ハラボソトンボ
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 その名のとおり、腹部が細いことに驚かされました。


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 赤茶色の翅が目立つトンボでした。未成熟の黄金色の翅もきれいでした。


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 青黒い胸部に真っ赤なお腹。なぜこんな配色になったんだと思います。


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 腹部の背中側に黒線が一本あるのが特徴。こちらにいるショウジョウトンボとは別亜種の関係だそうな。残念ながら真っ赤な♂は見られませんでした。


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 黄色っぽいトンボがいました。体型など、色以外は見慣れたオオシオカラトンボによく似ている、というのが第一印象でした。調べてみると、八重山諸島産のオオシオカラトンボは、本土産に比べて黄色の部分が広いのだとか。納得。


ベニトンボ
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 「トンボは成熟度合いによって色や模様が違うの手難しい」という言葉をよく聞きます。先日、紀伊半島南部でベニトンボの成熟個体を実際に見ているので、3枚目の個体は一目でわかりましたが、1、2枚目の個体は種類がわかりませんでした。あらためて思いました。「トンボも奥が深い!」


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 コフキトンボを思わせる体型でしたが、模様がずいぶん違う。何だろう?ということで調べてみたら、アオビタイトンボの♀のようでした。機会があれば成熟した♂も見たいなぁ。


ホソミシオカラトンボ ♀
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 これは悩みました。この個体、胸にはっきりした模様が見えるんですが、図鑑に掲載されているものは胸にはほとんど模様がなかったので。消去法で行くと、間違いなかろうとは思います。


 さて、トンボ以外。

イワサキゼミ
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 石垣島ではこの時期になってもセミの大合唱が聞こえます。滞在中、唯一写真が撮れる場所にいるのを見つけたもの。本土でいうと、ヒグラシに似ているな、と思ってしまいました。


クガニフキバッタ ?
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 バッタ類も難しい。分布や絵合わせで調べました。イマイチ自信なし。


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 地面にいたキノボリトカゲ(笑)。頭を上げて歩く姿は、ミニ恐竜。


ヤエヤマオオコウモリ
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 夕刻、林の中を歩いていると、バサバサという羽音と共に大きな黒いものが頭上を横切りました。カラスかなと思ったんですが、よく見ると大きなコウモリ。夜行性なのでちょうど活動を始めたところだったんでしょう。
 一度は見てみたかったオオコウモリにも運良く出会うことができました。

 楽しかった石垣島デビューもあっという間に終わってしまいました。
 蝶友さん方のアドバイスをいただいたおかげで、十分すぎる成果を挙げることができました。あらためてお礼申し上げます。
 ありがとうございました。

 おまけのおまけ

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 エンジンカウルにイルカマークを描いたB737-500、最近は滅多に見なくなりました。飛行機も世代交代が進んでいるんでしょう。

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 フラワージェットもやってきました。

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 さくらじんべぇもユニークです。

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 また行きたいぞ、石垣島

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 関西空港につくと、じんべぇジェットが止まっていました。

 長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

 おしまいです。