１０／３０ アキアカネ、ヒメアカネ

　この日は朝から良い天気でした。午後、ちょうど先日の休日出勤した代休が取れる予定だったので、しめしめとほくそ笑んでいたのですが…お昼前に雲が出始め、午後には一転曇り空に変わってしまったのでした。

　それでも少しは見られるかも？ということで、赤トンボを見に行くことにしました。

　ポイントに着くと、わずかな雲の切れ間から日が差して日だまりを作っていました。

　さっそく赤トンボを発見。

アキアカネ　♀

　初っ端からお腹が赤い赤メスでした。これは嬉しい。

　さぁ、これは期待が持てるぞと思ったとたん、太陽が雲に隠れて日だまり終了。

　それでもなんとか居残り組を、と探していると、いました。

ヒメアカネ　♂

　胸部の色が濃くなり、顔も真っ白。完全に成熟した姿です。何とか「顔」を撮りたかったのですが、とても敏感で撮らせてくれず。しつこく追い回しているのが気にくわなかったのか、ビューンと飛んで行ってしまいました。

　再び太陽が顔を出したので、どこからともなく飛んできたのは…

ヒメアカネ　♀

　これも腹部が赤みの強い褐色でした。

　またまた日が陰り、とうとうトンボがいなくなってしまいました。

　その代わり、横木に止まっていたのは

コバネイナゴ

　私が子供の頃は、イナゴなんてまったく見なかったのですが、影響が少ない農薬が出てきてから、よく見かけるようになってきたのは嬉しい限り。ただ、アキアカネなどのトンボには強い影響があるのか、赤トンボはずいぶん減ってきたように思います。もっともこれは、農薬のせいばかりではないかもしれませんが。

　いずれにしても、秋には赤トンボがたくさん見られる環境になれば良いなと思いました。

　おしまいです。