3/18 ミヤマセセリ、ルリタテハ

 前日、目撃しただけに終わってしまったルリシジミの写真を撮りたくて、再び地元の里山へ行ってきました。

 昨夜ネットをチェックしていると、兵庫ではミヤマセセリ発生の情報があったので、あわよくばこちらもと、一石二鳥作戦。

 結果はタイトルどおり。ルリシジミには出会えませんでした。別のルリには会えたけど。(^^ゞ

 山道を歩き、ぽっかりと空いた空間にさしかかったとき、足元から黒いチョウが飛び刺しました。飛び方から見るとタテハ系。止まるのを待っていると、10m程先に止まりました。表には青い筋が。

イメージ 1
 今年の初ルリ撮影は、タテハの方になってしまいました。
 もっといろんな方向から撮りたかったのですが、横方向へ身体を動かしたとたん、飛んで行ってしまいました。

 気を取り直してミヤマセセリポイントを目指します。

 ポイントに着くと、早速パタパタと飛んでいる黒い影を発見。下草の中を飛ぶので何度か見失いそうになりながら追いかけますが、ついにロスト。その後も現れては見失いの繰り返し。

 努力の甲斐があり、ついにとまった場所を確認、そっと近付きますが今度は止まったピンポイントがわからない。枯れ葉の中では見事な保護色です。

 遠目の位置から止まった辺りを望遠で探してみると、ついに発見。とりあえず証拠写真を。

ミヤマセセリ ♂
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 もう少し近付こうとしたとたん飛び立って、今度は近くへ止まることなく飛んで行ってしまいました。

 次に現れた子は、比較的愛想が良くモデルになってくれました。

イメージ 3
 縁毛がきれいに揃っているハンサム君でした。

 午後から所用があったため、お昼前に撤収。

 シジミには会えなかったけれど、春を告げるチョウに出会うことができた幸福感に包まれながら里山をあとにしました。

 おしまいです。