5/27 ヒメジャノメ、ウラナミアカシジミ

 この日は蝶友さんを案内して、MFへ行きました。

 一人で行くときは、ポイントの入口から観察しながら奥へと進んで行くのですが、今年まだ未撮影のアカシジミを撮りたくて、出会う可能性が高い場所へ直行、そこから戻りながら観察することにしました。

やっと日が差し始めた草原は、朝露がいっぱい。

ルリシジミ
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 朝日で朝露が光ってきれいでした。

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 ♂が目の前で全開して見せてくれましたが、鮮度がやや悪いのが玉に瑕。


 林縁にはきれいな蛾が止まっていました。

ツマグロシロノメイガ
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 その美しさはチョウにも引けをとりませんね。


 林縁をジャノメ類が飛んでいました。明るい方へと逃げるので、もしやと思って追いかけると、今年初見のヒメジャノメでした。


ヒメジャノメ
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  残念ながらアカシジミに出会うことはなく、ガッカリしながら歩いていると、目の端に赤いものがチラッと。
 「やった~!アカシジミだ~!」と思わず声を上げながらよく見ると、そこにいたのはウラナミアカシジミ

 急いで蝶友さんを呼び、二人で大喜び、撮影会の始まりです。

ウラナミアカシジミ
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 蝶友さんが何気なく枝を叩くと飛び出してきたり、下草から不意に飛び出したりで、この日見たのは4頭。しかもどれも新鮮でした。ちょうど発生日に当たったようでした。

 このウラナミアカシジミ、場所によっては普通見見られるそうですが、私にとっては、実は狙って撮れるものではないんです。私自身、このMFに通い始めて10年あまりですが、ウラナミアカシジミを見たのは1度だけ。
 ことらの地域でも確実に棲息をしているんですが、見られるチャンスは少ないのは現実なんです。

 他にも…

ミズイロオナガシジミ
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 いるとは聞いていたけど、実際にMFで見るのは初めてでした。

 ご一緒した蝶友さんが持っていた「パワー」が強かったんでしょうか、ゼフ関係では今までに体験したことのない密度の濃さでした。

 このMF、まだまだ奥の深さを隠しているようで、これからが楽しみです。

 つづく…