6/9 アカシジミ、ジョウザンミドリシジミ、オオミドリシジミ
梅雨入りしたこの時期、お天気が心配ですが、きれいなゼフを見るには外すことができない季節でもあります。今年もゼフが見たくて、蝶友さんをお誘いして出かけてきました。
早朝に到着、先ずはペンペン棒で。
飛ぶのは白い蛾ばかり。キアシドクガのようですが、名前とは違って無毒だそうなので安心です。それでもひと叩きする度に数頭が舞い上がるほどの大発生には閉口しました。
やっとオレンジ色が飛び出しました。
アカシジミ
今年は撮る機会がなかったので、喜んで撮影しました。尾状突起先端の白い部分がなく練っているのが残念なきれいな個体でした。
次に飛び出してきたのは黒っぽく見える個体。草むらの中へ飛び込んだので、朝露でびしょ濡れになりながら探すと、ようやく見つけることができました。
これはずいぶん悩みました。図鑑と見比べてもこれだ!と思うものがありません。ちなみにこの子は♀。
裏技を駆使すると、あっけなく開いてくれ、同行の蝶友はバッチリ撮ることができたのですが、さぁ交代。というタイミングで飛ばれてしまいロスト。ヒジョーに悔しい!!!
ちなみにこの子の正体ですが、詳しい方々にお尋ねしたところ、「赤斑が発達したジョウザンミドリシジミの♀」とのことでした。
ここでご協力いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
一番たくさん出たのはこの子達でした。
開翅も披露してくれました。
そろそろ良い時間になったので、オオミドリシジミのテリ張りポイントへと向かいました。
オオミドリシジミ ♂
見る角度や翅の開き具合、光の当たり具合などでずいぶん色が違って見えるのが面白いところです。
なかなか自分が納得できるような色の写真を撮ることができてきていないのが現実です。だから、毎年ゼフを見たくなるんでしょう。
その他のチョウもたくさん出会えたので、次回に。
つづく…