7/14 信州遠征 その2

 さて移動してきた先は、酷暑の下界。もちろん高原も暑かったのですが、暑さの「格」が違いますね。いや、違いすぎ!しばらく行動するだけでヘロヘロになってしまいました。

 さて、そんな思いまでしながら下界へ下りてきた理由とは?答えはこの中に…(^o^)

 下山途中、道路の湧き水で吸水するスジボソヤマキチョウを見かけたので、一時停車。
 ところが通過していく車に嫌気が差したのか、飛んで行ってしまいロスト。

 残ったのはこの子だけ。

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 この子も数枚撮ったところで車に驚いて飛び立ち、行方不明に。


 蝶友さんのご教示いただいたポイントも到着、猛暑の中へと踏み出しますが。暑くて仕方がない。
 とりあえず、車を停めて木陰で一休み。ふと見上げると、茶色いチョウが。

ジャノメチョウ
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 嫌に翅裏が黄色いなぁと思いましたが、その後も現れる個体は黄色いものばかり。地元のとはずいぶん印象が違います。東に行くほど黄色型が多くなり、西に行くほど白色型が多くなるといった地域性があるんですね。


トラフシジミ 夏型
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 地面で吸水していました。


イチモンジチョウ
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 真っ昼間の暑い時間帯なので見られるかどうか心配だったんですが、何とか出会うことができました。


 そして、このポイントにおける私の一番の目的だったチョウにも無事遭遇。

ミヤマカラスシジミ
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 過去、伊吹山で一度だけ、白線のない個体を見たことがありましたが、こんな「普通の」白線があるのは見たことがなかったので、嬉しかったです。ご教示いただいた蝶友さんに感謝です。

 おまけ

ナツアカネ ♂
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 涼しい高原で見られたのはアキアカネばかりでしたが、猛暑のこのポイントにはアキアカネはまったくおらず、代わりに見られたのはナツアカネでした。

 それにしても暑い!

 目標を達成できたので早々に切り上げ、温泉で汗を流してさっぱりした後、明日の目的地へと移動したのでした。

 つづく…