8/4 ベニシジミ、トラフシジミ、ホソバセセリ、ネキトンボ

 こちらでは連日、猛暑が続いています。

 そんな中、今朝は雨音で目覚め。久しぶりの恵みの雨でしたが、さほど降ることなく止んでしまい、蒸し暑さだけが残りました。

 さて、先々週は猛暑の中、地元の高標高地へ出かけてみました。昨年の同じ時期、念願だった○○セセリを撮った場所。今年も見られることを期待して…。

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 雲ひとつない晴天、真夏の太陽が容赦なく、ジリジリと照りつけます。

 そんな中、変わったユリを発見。

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 一見コオニユリに見えましたが、花弁に黒斑がない。葉の雰囲気もちょっと違うような…もしかしてハイブリッド?それとも園芸品種の逸出?


 チョウは、といえば … 暑さのせいか、数が少ない。

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 見事に日焼けした(笑)、高温期型。この暑さと日差しにもかかわらず、止まるとすぐに翅を開きますが、さすがに中途半端、全開まではいかず、これが精一杯。


ホソバセセリ
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 好きなセセリのひとつです。少し鮮度が悪かったのが残念。
 この日は日向には出ず、半日陰に集まっている印象でした。


ダイミョウセセリ
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 吸蜜するわけではなく、単に止まっただけのようでした。


ムラサキシジミ
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 翅裏の模様がはっきり出た個体でした。この暑さ・日射では開翅を期待できず。


トラフシジミ 夏型
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 他に頃堀なのがいましたが、この子は比較的きれいでラッキー。


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 この暑さの中でも元気だったのはツマグロヒョウモン。何頭もテリ張りしている姿を見かけました。

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 こちらは日差しを避けてか、日陰を選んで飛んでいるように見えましたが、もしかして産卵場所を探してた?



ネキトンボ ♂
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ネキトンボ ♀
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 やたら黄色く見えたので、もしかしてキトンボか?と思ってよく見たら、未成熟のネキトンボでした。

 この頃の高標高地では、未成熟のアキアカネをよく見かけるはずですが、この日は1頭も確認できず、目につく黄色っぽいトンボはすべてネキトンボでした。猛暑が厳しいので、さらに高標高地へ避暑に行っているのでしょうか?


イカリモンガ
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 日陰をチラチラ飛ぶ赤っぽいシジミチョウらしきものがいたので、止まるのを待ってそっと近付くと、イカリモンガでした。
 ご存知のように分類は蛾の仲間になりますが、チョウの中に紛れ込んでもおかしくないかも?と思ってしまいました。



ミルンヤンマ
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 林の中ではミルンヤンマが翅を休めていました。ところが距離が近すぎてしっぽ切れ。少し後ずさりしている間に逃げられてしまいました。

 このときすでにお昼前。暑さに耐えきれず、ギブアップすることにしましたが、この暑さならMFでトンボが待っているかも?との考えが頭をよぎり、移動することにしたのでした。

 つづく…