8/4 ヒメアカネ、ヤブヤンマ、日陰もの
さて、猛暑の中、期待を込めて移動してきたMF。さっそく林の小道を歩きます。
マユタテアカネ ♂
やや成熟が進み、赤くなった個体がいました。
ヒメアカネ ♂
いつもの場所にいつものヒメアカネ、期待を裏切りません。ありがたいことです。
この個体は薄い眉斑がありました。
ヒメアカネ ♀
小さくかわいい赤トンボ。マユタテアカネより一回り小さいことがよくわかりました。
小さな水辺でテリ張りをしていましたが、この逆立ち姿勢は暑さの印。
ウスバキトンボ
暑さを避けてか、日陰で休んでいました。腹部が曲がっているのがちょっと残念。
暑さを避けて休んでいりヤンマ類を探して歩きますが、なかなか見つかりません。
ようやく足元から飛び立ったのを見つけました。
ヤブヤンマ ♂
薄暗い場所なので、ストロボを使用すると、複眼が鮮やかな青に写ります。
思わず見入ってしまうきれいな青です。
もう1頭発見。
今度は比較的明るい場所だったので、自然光で。
オニヤンマ ♀
オニヤンマの眼は緑色。産卵後休んでいたんでしょうか、腹端が泥で汚れていました。
これだけ暑ければ、たくさん暑さを避けて休んでいるだろうと期待したんですが、案外少なくて…写真は撮れませんでしたが、これらの他にはカトリヤンマとヤブヤンマを数頭見ただけに終わってしまったのでした。
チョウはといえば、林の中の探索だったので、地味な日陰ものばかり。
今の季節、多いです。
クロヒカゲ
いつもは個体数が多いのですが、この日は脇役。
ヒメウラナミジャノメ
ちょっと飛んでは止まりの繰り返し。よく見ると腹端を曲げています。もしかして産卵?だとすれば、良いのか、そんなところに産んで。
クロコノマチョウ
茶色いのと黒っぽいの。黒っぽい方は♂?
ヒメジャノメ
コジャノメに比べれば控えめな目玉。
コジャノメ
夏型は大きめの眼状紋が目立ちます。
で、迷ったのはこれ。
第一印象は、眼状紋が大きく目立ったのでコジャノメかと思いましたが、縦のラインが直線で色も褐色を帯び、地色もヒメジャノメに近いことから、ヒメジャノメとしましたが、いかがでしょうか?
ご意見をいただけると嬉しいです。
最後にきれい所を。
ヤマトタマムシ
切り株に産卵中でした。
猛暑の中、汗だくになりながらも楽しむことができました。しかし、飲み物を多めに用意したにもかかわらず、やや不足気味なのを実感。もうひとつペットボトルカバーを購入することを決めたのでした。
おしまいです。