2011-11-19 10/19 お昼の気晴らし 日記 #生物学 天気が良かったので、恒例のお昼の探索。 実りの秋、いろんな実が色付いています。 ノブドウ まるで宝石のような色合いですが、この実には虫が入っていることが多いとのこと。ヤマブドウと違い、食べることができません。熟度が進むにつれて、白から青、そして紫へと変化していきます。 ヒヨドリジョウゴ 未熟な緑色のと、熟してきた赤いの。この色の組み合わせはクリスマスのイメージですね。 秋のトンボの代表格、「赤トンボ(アカネ類)」の仲間… リスアカネ ♀ 葉の上で日向ぼっこ中でした。「赤トンボの♀はどれも褐色の地味な色です。たまに赤くなる個体もいるようですが。 樹の上には… ハラビロカマキリ 褐色型 草原に棲むオオカマキリやチョウセンカマキリと違って、少し小型のハラビロカマキリは樹上で生活しています。 またハラビロは薄緑色の個体が多いんですが、中にはこのような褐色型もいます。どちらの型も前翅中央部にある白い斑紋が特徴で、簡単に見分けることができます。 ウラギンシジミ ♀ この日は♀の日向ぼっこシーンを見ることができました。ただ、残念なことに翅に欠けがあり、少し擦れ気味の個体ではありましたが。 ボロといえば、こんな子も。 クロアゲハ(?) 後翅の大部分が破れてしまっていた気の毒な子です。一体何があったん? こんな姿でも元気に飛び回れるんですから、チョウってすごいです! 実はこんな状態なので、クロアゲハか、モンキアゲハか、はたまたジャコウアゲハかと迷ったんですが、前翅の形や右側後翅にかろうじて残っていた尾の形などからクロアゲハと判断しました。ご意見をいただけると幸いです。