9/8 ブドウスズメ、台風被害

 9月4日、非常に強い台風として日本に上陸するのは平成5年の13号以来となる、台風21号が襲来、各地に大きな被害をもたらしました。
 和歌山県内でも大きな爪痕を残し、いまだに孤立状態の集落があると聞きます。

 幸いなことに、我が家では一時的な停電があった程度で、たいした被害はなかったんですが、私の実家は住居こそ瓦が少しずれた程度でたいしたことはなかったんですが、物置や車庫のトタンが飛ばされたり、山の畑の小屋の屋根が吹き飛ばされたり、桃の木が折れたりと、大きな被害がありました。また停電も3日ほど続いたとか。

 この日、物置のトタンの修理にかり出され、朝から実家へ行ってきました。午後は、自宅の方で所用があったので、帰宅しましたが、途中、普通に(スピードを出してるわけでもなく)車を運転していると、突然スリップ警告音が車内に響き渡りました。

 がそれも、一瞬のこと、すぐに警告音は止まり、警告灯も消灯。「いったい何?」

 あの警告音が鳴ったということは、タイヤの空気圧のアンバランス?そういえば、前にパンクしたときも鳴ったことを思い出しました。
 すぐに赤信号で停まったので、車内からタイヤの様子を見ても異常ないような?これなら帰れるだろうということで帰宅。
 まず、干しっぱなしだった洗濯物を取り込んでいると、大きな蛾が物干しに止まっていました。

ブドウスズメ
イメージ 1
 渋い模様です。


 その後、所用を済ませ、あらためて車のタイヤを見てみると、白いものが見えました。

イメージ 2

 ん?また小石でも溝に挟まったかな?
 
 近付いてみると

イメージ 3

 なんだこりゃ?十字の模様?

 さらに近付くと…

イメージ 4

 ビスやんか!見事にねじ込まれてるし…

 さっきの警告音はこれが刺さったときの音やったんか!

 こりゃあかんわ~!ということで、行きつけのタイヤ屋さんへ直行、修理を依頼しました。修理代2K也。

 そしてさらに一週間後。

 またまた実家の手伝いに行き、帰りがけにパンクの話をしていると、「後ろのタイヤ、空気少なないか?」
 よく見ると、前回と反対側のタイヤが確かにへこんでる。さらにじっくり見ると、今度が折れた釘の断面が銀色に光っているのが見えました。

 「もう行きつけのタイヤ屋さん、閉店の時間やしなぁ。」
 「近所の(実家の行きつけの)車屋さん、今日は留守やって言うてたで。」
 それでもなんとか走れるくらいの状態だったので、
 「今日はなんとかこのまま帰れそうやから。」ということでそのまま帰宅。

 翌朝、修理に持って行こうとタイヤを見ると、ぺたんこに。一晩で空気が抜けてしまっていたのでした。

 しゃぁないな!ダメ元で空気を入れてみるかと、自転車の空気入れで必死になって入れてみると、なんとか走れそうな程度に入れることができました。

 さして、恐る恐るゆっくりと運転しながらタイヤ屋さんへ。ふたたび2K也。

 タイヤ屋さん曰く、看板が飛ばされるような台風の後、釘などを踏んだパンクが多くなるんだとか。
 「それにしても、1回の台風で2回パンク屋なんて、初めてや。宝くじ、買ったら当たるんちゃう?」といじられてしまいました。

 私の個人的な台風による被害額4K也。

 そしてこれを書いている今日、9月30日。またも台風24号が接近中。21号と同じような被害が出る恐れもあるとか。

 今度こそ釘など踏まないよう、気をつけなくては。

 皆様もお気をつけください。

 おしまいです。