3/21 ルリシジミ、キアゲハ、アカタテハ初見

 春分の日は朝から雨でしたが、お昼にはすっかり上がってしまいました。日差しは望めそうになかったのですが、気温が高くなってきたので近くの堤防を散策しました。

 まず目に付いたのが黄色いチョウ。お馴染みのモンキチョウでしたが、キタキチョウも1頭だけ混ざっていました。しかし両種ともチャンスがなく撮影できず。

 向こうから白いチョウが飛んできたので、モンキチョウの白♀か、と思いつつも目で追っていると、タンポポに止まりました。そっと近付くと、モンシロチョウでした。

モンシロチョウ
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 モンシロチョウを喜んで追いかけるのは早春だけ。新鮮なのが嬉しいです。でも本格的シーズンに入ると、あまりに身近なチョウ過ぎて、追いかけるのが億劫になってしまうんです。


ウラナミシジミ
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 本来この辺りでは晩秋のチョウのイメージですが、今年は暖冬だったせいか、寒い頃から見かけていました。


キタテハ
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 あまり翅が傷んでなかったのが良かったです。


 うす青いシジミチョウが低く飛んでいました。飛び方から見て、ヤマトシジミだと思っていましたが、止まったのをよく見ると、ルリシジミでした。

ルリシジミ ♂
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 こんな早春に、ナヨクサフジに止まるシーンが見られるとは…暖冬だった証ですね。

 この分なら、もしかしてアゲハ類も出ているかも、と期待しながら移動していくと、いました!

  1頭だけでしたが、堤防の200mくらいの範囲をパトロールしているのを見つけました。ほとんど飛びっぱなしで、こちらもそれを追いかけて右往左往。たま~にナヨクサフジの花に止まったりしますが、一瞬で飛び立つし、しばらく止まっても裏側で、回り込もうとしているうちに飛んでしまうしで、四苦八苦。
 遠目でしたが、なんとか正面から撮ることができて嬉しかった。良い運動にもなったし(^^ゞ。

キアゲハ
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 春型の小さめなキアゲハ。その名のごとく鮮やかな黄色で美しい。

 小さな空き地では、越冬明けのアカタテハがウロウロしていました。

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 花が咲いているわけでもなく、食草のカラムシが生えているわけでもなく。傍目には産卵場所を探して小飛を繰り返しているようにも見えたんだけど。

 時折日差しがあったものの、曇り空でこれだけたくさんのチョウが活動していました。

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 ソメイヨシノの蕾にもピンクが見え始め、あと数日で春爛漫を迎えることでしょう。

 おしまいです。