3/30 コツバメ、ツマキチョウ、ムラサキシジミ
3月も残り2日、ということで、コツバメ、ツマキチョウとの出会いを期待してMFに出かけました。
少し寝坊したのと、天気が思わしくなかったので出撃を迷っていたんですが、空が明るくなってきたのでこれは行かねばならぬと重い腰を上げたので、いつもより2時間遅れの到着でした。
さっそく白いチョウたちが止まっています。
レンゲで吸蜜、というより日差しを待っている様子でした。
モンシロチョウ
モンシロチョウも同様。葉裏には露が残っていました。
ムラサキシジミ ♀
薄日が差したとき、翅を広げてくれました。なにげに、今年初撮り。
ウラギンシジミ ♀
ムラサキシジミを撮っていると、目の前に止まりました。これも今年初撮り。
長い冬を耐え抜いたことを証明するような姿に感動。
テングチョウ
春先は出会いが嬉しくてカメラを向けますが、シーズン真っ最中になると見向きもされなくなる、かわいそうな存在の代表格。
この時期はレンゲがチョウたちの行きつけのレストラン。
ルリシジミ
新鮮なルリシジミ、春先の良い被写体になってくれます。とはいうものの案外敏感で、恥ずかしがり。
少し飛んでは止まりを繰り返し、とうとうギシギシの根元へと潜り込んでしまいました。産卵場所を探してたのかな?
コツバメ
いよいよ主役登場!枯れ草の上でテリ張りしているのを見つけました。
レンゲの花に止まってみたり…
スズメノテッポウに止まってみたり。
この日は数頭出ていたようでした。
日が差したとき、特徴的な飛び方をする白いチョウが現れました。待望のツマキチョウです。
ところが、いつものごとく飛び回るばかりで花にも止まる気配なく通りすぎてしまいます。仕方なく追いかけて右往左往していると、日が陰ったと同時に草むらの中へと姿が消えました。
そこで姿が見えなくなった辺りへ探しに行くと、いました!
ツマキチョウ ♂
見つけたときはまだ少し翅を広げていて、翅先の黄色がわずかに見えました。
待っていれば開くかと期待しなしたが段々触角の間隔が狭くなってきて休止状態に入る様子。
いよいよ雲が厚くなってきたので、しかたなく撤収を決めたのでした。
でも、先週のミヤマセセリに続いて、コツバメ、ツマキチョウの里山の春のチョウ3種を今年も見ることができて大満足。
ギフチョウはMFにはいないので、どこかへ遠征することにしましょう。
おしまいです。