6/25 ウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン

 少し前にウラギンヒョウモンが出ている、との情報をいただいていたので、この日はそれを求めて少し高標高地へ行ってみました。

 実は、目的は他にもあって、首尾良く目的達成できたのですが、現地で出会った保護活動をされておられる方に「ネットには上げないで欲しい。」と要請されたので、今回は割愛します(昆虫関係ではないので、余計に荒らされる心配が。とだけ書いておきましょう)。

 前置きはこれくらい紙にて。

ウラギンヒョウモン
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 首尾良く見つけることができたのですが、発生から日にちが経過していたので傷んだものが多く、そこそこ綺麗なのを選びながら撮影したものの、案外敏感で満足できる写真を撮れなかったのは残念でした。また来年。

 ところで、従来からのウラギンヒョウモンですが、近年の研究によって、サトウラギンヒョウモン、ヤマウラギンヒョウモン、ヒメウラギンヒョウモンの3種に分けられたそうです(フィールドガイド 増補改訂版 日本のチョウ[日本チョウ類保全協会の出版物のページへ飛びます])が、今まで「ウラギンヒョウモン」一本で通してきたため、少なくとも自信を持って分類できるようになるまで、今後もウラギンヒョウモンと表記していくつもりです。


ミドリヒョウモン ♂
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ミドリヒョウモン ♀
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 久しぶりにたくさんのミドリヒョウモンを見ることができました。イボタノキの花で吸蜜していたもで、ウラゴがいないかと探してみましたが、残念ながら見つけられず。


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 もう普通種すぎて、地元で見られるヒョウモン類の9割超がこれ、という状況。花壇のパンジービオラなんかも食草にしてしまう、そのたくましさがひとり勝ちの要因なんでしょう。
 ♀は木立の隙間からなんとか撮ったので、まるでのぞき見のような写真になってしまいました。(笑)

 地元のヒョウモン3種を見ることができて良かったです。行ってみた甲斐がありました。

 おしまいです。