渓流で川遊び (8/7)

 この日、かねてから計画していた、友人一家+α(+αって…Hくん、ごめんm(__)m)と遊ぶ日です。
 自宅に来られるのを待って、車1台に乗り合わせて、山間部にある渓流キャンプ場へ。
 ここは文字どおり渓流沿いにあるキャンプ場で、もちろん日帰り(デイ・キャンプ)もOKです。この日も多くの行楽客で賑わっていました。それもBBQ組が多くて…コンビニ弁当で済ますつもりの我々には目の毒…いや、鼻(臭い)の毒!?(笑)
 お昼前に着いたのでまずは腹ごしらえ。その後子供たちは川遊び、私はいつもどおりカメラを抱えて周辺を探索(笑)。
 
 敷地内にあるビオトープでは…
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 こちらはイトトンボ類と違って、ハート形というわけにはいきません。
 
 ハスを植え込んでいたらしく、きれいな花が咲いていました。
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 淡いピンク色が良い感じです。
 
 ハスといえば、トンボとのこんなシーンが定番ですね(笑)。
蕾にとまったオオシオカラトンボ
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 とはいうものの、なかなか絵になるような場所へはとまってくれません。できれば横位置で撮りたかったところですが、背景を考えるとこれが精一杯^_^;。
 
 ひととおりチェックした後、いよいよ渓流へ繰り出します。
 対岸にはひときわ目立つ花が一輪。
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 一応、「ノカンゾウ」としましたが、葉が細いような気がしますし、この仲間は運芸種も多いし、渓流とはいいながら周りや上流に民家もある場所ですから、自信はありません。まさかわざわざ植えるような場所でもありませんが、増水すると水に浸かりそうな場所なので、捨てられた株が流れ着いて根付いた可能性は捨てきれません。ご意見がございましたらぜひお聞かせ下さい。
 
 ところで、この花を撮ろうと対岸に渡ったときに気付いたんですが、川の中の石がやたらと滑るんですよね。川遊びが久しぶりだったため、すっかりそのことを忘れてしまっていて…滑って転んで、カメラを水没させたらどうしよう、せめてストックを持ってくればよかったと思いましたがあとの祭り。危うく…というシーンも何度かありましたが、幸い転倒には至らず、事なきを得ました。ホッ!
 
 岸辺にあるイヌビワにイシガケチョウが産卵に来ていました。
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 黄色がかって見えます。
 撮る位置がままならず、産卵の決定的瞬間が撮れなかったのが残念でした。
 
 この時期の渓流といえば…
ハグロトンボ♂
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 なかなかに敏感で、近寄らせてくれませんでした。
 このブログでも何度か登場してますが、妖しく光るお腹が魅力的です。
 
そしてもうひとつ、コオニヤンマ
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 狭い河原の石の上で、縄張りを張っています。コオニヤンマと名付けられたものの、このとまり方からわかるように、大型のサナエトンボの仲間です。その姿や模様から「小型のオニヤンマ」ということで名付けられたのでしょう。
 これもなかなか敏感で、ここまで近寄るのが精一杯。やはり人が多いと神経質になってしまうのでしょうか。
 
 実は、期待していたもうひとつの中型のサナエ。この日は残念ながら見られませんでした。まだ時期が早かったのかなぁ。
 そういえば、何年か前に来たときにたくさん見られたカジカガエル。今回は一匹も見られず。こちらは人の多さに閉口してどこかに隠れてしまったのかも知れません(そう思いたいものですが)。
 
 その反面、嬉しい出会いがありました。
 渓流に樹が被さった薄暗いところを歩いていたときのこと。倒木の根の塊にヤンマが1頭とまっているのに気付きました。褐色の上に褐色のヤンマがとまり、そのうえ薄暗かったため、気付くのが遅れました。距離1mもないくらい。
 慌てて撮ったのがこのショット。ピントを合わしきれず、おまけにストロボのスイッチを入れる間もなく、1シーン撮っただけで逃げられました。
その正体は…コシボソヤンマ
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 なんと初めて見る産卵シーンです。コシボソヤンマの♀は、以前、職場に迷い込んできたことがあって、その時救出がてら撮って以来の再会でした。それを予期しないあまりにも突然の出会いで…惜しいことをしました。
 
 河原には蝶たちも吸水に訪れます。
イシガケチョウ♂
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 先ほども♀よりも、♂の方が白っぽいです。それにしても複雑な幾何学的模様ですね。
 
ウラギンシジミ
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 飛んでいるときは翅裏が白く輝いてよく目立ちますが、白っぽい河原にとまるととたんに見えなくなる、見事な保護色です。
 ♂は翅を広げると赤い模様が目立つのですが、この日は暑かったせいか、開翅は見られませんでした。
 
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 乾いた岩の上にとまって何をしているのかと思ったら、排泄した水分を自ら吸水する「吸い戻し」をしていました。その場所をよく見ると鳥の糞の跡があって、これに含まれているミネラルを自ら排泄した水に溶かして吸っているようでした。
 
 さて、予定の時間が来たのでもうひとつの場所へ向かいます。
 実はこの日の主目的はここだったわけで…場所が離れているのでちょっとしたドライブです。
 遊び疲れた子供たちをはじめ、一同車内で熟睡モード。これはつらいぞ…^_^;
 
 で、やってきたのはここ。
ブルーベリー狩り
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 小さく写っているのは園主さん。仕事の関係で知り合いになって以来、親しくお付き合いさせていただいています。
 ここ、食べ放題なので一同お腹いっぱいブルーベリーをほおばり、ついでにブラックベリーまでいただいた後、お土産を購入して帰途につきました。
 たいへんお世話になりました。楽しかったです。
 
 主目的のはずなのに短い、ですって?そりゃそうです、食べるのに必死でしたから(爆)
 それでは、せっかくなのでご紹介。
 HPにも書かれていますが、摘みとり園は場所が違うので、ご注意を。
 ただし、残念ながら今年の摘みとりは、8/21をもって終了されたそうで…また来年、ですね。(^.^)/~~~