4/14 河口

 この日は朝から、先日の春の嵐で吹き飛ばされた、実家のカーポートの修理にかり出されました。
 先週も行ってきたのですが、なにせ素人が行うので要領が悪く、終えることができなかったんです。で、その続きということで、完成を目指しました。
 
 今度はある程度、要領がつかめていたので早いと思いきや、仕上げに使うトタン板をサイズに合わせて切ったりしていたので手間取ってしまいました。次の約束があった午後3時にぎりぎり間に合う時間に、やっと仕上げることができました。これで後10年は大丈夫でしょう。
 
 約束も無事に済ませ、1時間あまり時間が空いたので近くの河口に行ってみました。
 
イメージ 1
 堤防で咲いていた花、青空をバックに見上げてみました。
 野草ではないので、近くの方が植えたのかな?
 
 この日は大潮だったらしく、広い干潟が出現していました。
 
干潟で餌を探すヒドリガモ ♀
イメージ 2
 小さな群れがまだ居残っていました。もうすぐ北へと旅立っていくんでしょう。
 
イメージ 3
 きれいな蓑毛を身につけています。目先が青く染まり始めていました。
 
 せっかくなので干潟に降りてみることにしました。
 
 河口の笹藪を抜けていくのですが、その笹藪にはたくさんの花が咲いていました。
イメージ 4
 この辺りのはメダケで良いのかな?
 ここら辺では「しのべ竹」と呼んでいる種類です。
 
 これで実がたくさんなると、今年は野ネズミなんかが殖えそうですね。
 
 干潟に降りると、たくさんの小さな穴が開いていました。
 しばらく静かに待っていると、小さなカニが姿を見せました。
イメージ 5
 シオマネキの仲間でしょうか?昨秋、この近くでハクセンシオマネキを見ているので、それかも知れません。
 シャッター音にも驚いて反応するくらい、敏感で、こんな写真が精一杯でした。
 
 もっと観察していたかったのですが、無情にも呼び出し音が。迎えにこいという連絡でした。後ろ髪を引かれる思いで干潟を後にしました。
 
 車に戻る途中、干潟を振り返ると、1羽のカモメ。
イメージ 6
 セグロカモメで良いのかな?夕日に照らされて脚がオレンジっぽく見えますが、実際はピンク色でした。
 
 打ち上げられた大きな魚の死骸を啄んでいました。
 
 短時間の河口探索、おしまいです。