6/16 おまけ編 ウメエダシャク

 雨に追われるように撤収してきた後、嫁さん・子供たちと待ち合わせしているところに戻ってきました。
 でも予定よりかなり早く撤収してきたために、数時間空いてしまいました。
 天気がよければ(というより雨が降っていなければ)どこか鉄方面に転戦しようか、それとも○ド○シカメラにでも行って物色しようかとも考えていたんですが、雨はやみそうにないし、何より暗い。
 ここ数週間の疲れもたまっているので睡眠時間に充てることに決定(笑)。
 
 シートを倒して寝る準備を整えていると、ひととき雨がやみました。すると草むらを白黒模様が飛んでいるのが目に入りました。それもたくさん。
 様子を見に行ってみると、土手にはえているピラカンサウメエダシャクが発生していたのでした。
 
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 昼行性のガでヒラヒラと飛び回るので、チョウだと思っている人もあるかも知れません。ちょうど発生期に当たったようです。
 みんなで作る日本産蛾類図鑑によると、ピラカンサ(トキワサンザシやタチバナモドキ)は幼虫の食草に挙げられてませんが、これらもバラ科なので食草として利用できるんでしょう。もっとも食草の幅は広いようですが。
 
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 ちょうど花盛りだったセイヨウノコギリソウの花で吸蜜する姿も見られました。
 
 これだけたくさんいると、きっとこういう姿も見られるだろうと探してみると、いました。
 
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 お腹の太さから考えると上が♀でしょうか。間違っていたらご指摘をお願いします。
 
 何気なく対岸を眺めると、大きな船が停泊中。
 なんだろうとよく見ると、船腹には「新日本海」の文字が見えました。
 こんなところになぜ新日本海フェリーが?と疑問符が頭の中をグルグル。答えは出ませんが、きっと珍しいことに違いないと思って写真を撮っておきました。
 
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 この後、雨が強くなってきたので車の中に避難。
 そんな天気にもかかわらず、マニアックな雰囲気を醸し出す方々が、時折この船を撮るためにやってきました。
 
 帰宅後、ググってみると。この船「すずらん」は新造船で、この日、船内見学会が開催されていたんだとか。
 そうと知っていれば行ったらよかったなぁ。この先乗る機会はなさそうだし。もっとも、飛び入り参加できたのかどうかわかりませんけどね。
 
 その後、待ち合わせ時間までゆっくり休みました。
 
 今度こそ、ホントにおしまいです。