7/8 湖国へ (その3)

 湖国滋賀県近畿地方では有数の米所。地元・和歌山と違って広大な水田地帯が広がっています(と言っても、昔に比べるとずいぶん都市化が進み、見渡す限り水田…というような景色は見られなくなったような気がしますが…)。
 
 そんな緑の絨毯の中に鳥を見つけました。
 
ケリ
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 地上にいるときは地味ですが、飛ぶと翼か鮮やかな白黒に見え、実に綺麗です。残念ながら私の腕では眺めるほかに術はありませんが。
 
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 残念ながら脚先は草に隠れて見えませんでした。が、大きさと飾り羽、くちばしの感じからチュウサギだと思います。間違っていたらご指摘をお願いします。
 
 そして嬉しかったのは、前々から撮りたかった、これ。
 
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 こちらも脚先は見えませんでしたが、頭から首、胸にかけて、それに背中が黄褐色に染まります。
 
 植物では、湖岸で見つけたこれ。
 
ナガエツルノゲイトウ
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 南アメリカ原産の帰化植物。繁殖力が旺盛で生態系や環境に悪影響を及ぼすため、特定外来生物に指定されています。
 
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 花が大きく色鮮やかで綺麗なんですが、これも「困ったちゃん」だそうな。
 実は、私自身2008年に兵庫県某所で初めて見たのですが、その場所では浅い場所全面と言っていいほど広がっていました。これも生育が旺盛で、生態系への影響が大きいそうな。
 今回撮った場所で、今年、大々的にボランティアを募集して除去作戦が行われたそうですが、その厳しい目をかいくぐって花を咲かせていました。
 まだ特定外来生物には指定されてはいないそうですが、候補には挙がりそうですね。
 
 おしまいです。