7/14~15 ウスイロヒョウモン観察会とおまけ(その3)

 さてさて、やって来たのは先々週、雨に追われて涙をのんだ、あの場所です。
 到着すると、明日の観察会に参加される方々4名がおられ、仲間に入れていただいて総勢6名での撮影会が始まりました。他には誰もおらず、シーズンが少し過ぎるとこんなものなんですね。
 
 すぐに本命がバトっている姿が目に入りました。
 止まるのを待って、と。
 
ヒサマツミドリシジミ ♂
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 さすがにかなり傷んではいますが、特徴であるVラインをしっかり捉えることができました。

ヒサマツミドリシジミ ♂
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 この日のハイライトはいきなりやってきました。比較的傷みの少ない、綺麗な♂の登場でした。尾状突起もしっかり残っています。がしかし…興奮のあまりこのチャンスを生かし切れなかったのは私自身の腕のせい(--;)。
 再度登場することに期待しましたが、この日唯一のチャンスだったようでした。
 
ヒサマツミドリシジミ ♂
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 その後も比較的近いところまで降りてきてくれますが、かなりのボロ個体で、しかも角度が悪かったりして満足な光を捉えることができません。
 
 それでも何度かのチャンスを生かすことができ、先に来られていた4人の方々は、別の場所へと転戦されましたが、Dさんと私はもう少し粘ることにしました。
 
 すると、先ほどまでの大人数だったときは滅多に低いところにまでは降りてこなかったヒサマツくんでしたが、ふたりになった途端、低いところにまで降りてくる頻度が高くなったのがわかりました。
 
Dさん撮影中
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 広角で撮っているので離れて見えますが、実際の距離は1m前後なんです。
 
 こうなるとこちらも大胆になり、止まった向きが悪く、光り方が足りないときは、止まった枝を傾けたりして、角度による光り方の違いなんかを試す余裕も出てきました。
 
ヒサマツミドリシジミ ♂
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ヒサマツミドリシジミ ♂(上と同個体)
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 実際はかなり傷んでいましたが、見る角度によっては実に綺麗に輝きました。
 
 ヒサマツ撮影の合間にもいろんな訪問者(虫)が現れます。
 
アサギマダラ
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フジミドリシジミ ♀
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 翅の破れ目にススキの葉が重なってちょうど良し(^o^)。
 
オオウラギンスジヒョウモン 交尾
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 サカハチチョウ 夏型
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ミヤマサナエ ♂
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 ヒサマツを充分堪能できた私たちは、さらに別のポイントに移動することに。 
 続く…