7/14~15 ウスイロヒョウモン観察会とおまけ(その5)

 一夜明けて、いよいよ観察会。
 でもその前に、昨日のリベンジをせねばなりません。幸いこの日は良い天気で、これは成果が上がるぞ~!と期待しつつ、待ち合わせポイントへと向かいます。
 
 一足先に着いたので、昨日のミドリシジミの夢をもう一度、とばかりに枝を叩きますが、この日は登場しませんでした。
 そうこうしているうちに、Dさんご一行登場。今日は私を入れて4人での探索となりました。
 
 枝を叩きつつ、草むらをかき分けていると、いました、大本命。
 
カラスシジミ
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 他にも数頭出ましたが、いずれも愛想が悪く、モデルになってもらう間もなく高く飛んでいってしまいました。残念~!
 
 面白かったのは、このシーン。
 
ミドリヒョウモン ♂
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 おなじ葉に4頭が止まって翅を広げていました。残念ながら私が写真を撮れる位置に移動してきたときには1頭が飛び去り、もう1頭も翅を閉じてしまいました(T_T)。
 
 そして樹上の高いところに出たのはこの子。初めはミドリシジミだと思ったのですが、どうも違うような…。
 同行の方によると、エゾミドリシジミだそうな。
エゾミドリシジミ ♀
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 翅を開いてくれましたが、どうも変。
 
エゾミドリシジミ ♀
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 左右でまるっきり模様が違います。右の翅は擦れて白っぽくなったのか、それとも異常斑紋なのか…興味は尽きません。
 
 ここらでちょっと移動して、次のポイントへ。
 
 ここではすでに観察会へご参加の4名の方がおられました。私たちも混ぜていただき、総勢8人の撮影会となりました。
 
 その目標は…
 
アイノミドリシジミ ♂
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 綺麗ですねぇ、ため息が出ました。
 
 巴飛翔も狙ってみましたが、相変わらずの出来…(^^ゞ
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 面白かったのはこのシーン。
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 角度や光りの当たり具合で違う色に見えるのがよくわかりました。
 
 アイノミドリシジミに夢中になっていると、いきなりチラチラ飛んできたのがこの子。
 なんと、なんと!
 
ウラキンシジミ
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 これには大感激。何せ私にとっては憧れのひとつだったチョウですから…もう興奮しっぱなしです。それにしても、まさかこんなところで会えるとは…(^_^)v
 
 嬉しいのでもう1枚。
 
ウラキンシジミ
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ヒメキマダラセセリも登場しました。
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 そうこうしているうちに、私以外の方々は、宿の朝食の時間、ということで一足先に撤収されました。
 
 私ひとりで粘っていると、途端に低いところにまで降りてきて、テリ張りする個体が現れました。
 
アイノミドリシジミ ♂
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 その場所は、先ほどまで大人数で踏み歩いていた草むら、それも私の膝ほどの高さの草の上。レンズの前僅か十数cmです。
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 やはり昨日も感じたとおり、人数が少ないと平気で低いところにまで降りてくれるようです。
 そんなこんなで、私ひとりで堪能しました。
 
 いよいよ今日のメインイベント、観察会の会場へと向かいます。
 
 ゆっくり車を走らせていると、道端のアザミにこんなのが。
イカリモンガ
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 よくチョウと間違えられる、蛾の仲間です。まぁこんな姿だと、間違えるのも無理ないわなぁ。
 これも嬉しいおまけでした。
 
 さぁ、観察会へと急ぎましょう!
 
 続く…