7/14~15 ウスイロヒョウモン観察会とおまけ(その6)
観察会が開催される会場へ到着しました。でも少し早いので近くの池を観察。
いました。
ホソミオツネントンボ ♂
ネキトンボ 連結産卵
さていよいよ観察会の始まりです。
始めに室内で関係者の方々のご挨拶、「兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会」の活動紹介、ウスイロヒョウモンモドキや高原に咲く花についてレクチャーを受けた後、いよいよ高原に出てウスイロヒョウモンモドキを探します。
当日は晴天で気温も高くなったののの、風がとても強く、ウスイロヒョウモンモドキが見られたのは、風当たりが弱い場所に限られていました。今年は発生が遅れているものの、そろそろ発生盛期のはず、とのことでしたから、風を避けて草原の中へ潜り込んでいたのかも知れません。
したがって見られた数は少なかったものの、私にとっては満足できた観察会でした。前日、すでに写真を撮っていたこともあったので、気持ちに余裕がありました。
ウスイロヒョウモンモドキ
ご注意!ウ●チに止まっています。お食事中の方はお気をつけ下さい!
↓
↓
↓
ウスイロヒョウモンモドキ
なぜこんな写真を掲載したかというと、この個体は黒色斑がよく発達しているそうな。
ウスイロヒョウモンモドキ
こんな大人数の観察会では、チョウの姿よりも人の集まりを見ていた方が早くチョウを発見できます。(笑)
それにチョウを見るyりも、撮影されてる姿を見る方が面白かったりして。
この集まりの目標は…
4頭のウスイロヒョウモンモドキが集まっていました。
高原ではこの花が真っ盛り
オカトラノオにはこんなチョウも。
コチャバネセセリ
ノアザミの花ではこんなツーショットも。
コキマダラセセリとイチモンジセセリ
そして山道で見た真っ黒なハンミョウ類。
ニワハンミョウの黒化型でいいのかな?
そして初めて見たテントウムシ。
ウンモンテントウ
綺麗でした~!
そんなこんなで観察会も無事終了。お天気に翻弄された感はありましたが、大成功と言って良いでしょう!
紺観察会を主催された「兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会」の関係者をはじめ、地元の方々、そして行政機関の方々、こんな楽しいひとときをありがとうございました。ウスイロヒョウモンモドキが高原のシンボルとして勢力を拡大していくようにお祈りします。
ここで…
「平成18年7月20日より、ウスイロヒョウモンモドキは「国定公園の特別地域内で捕獲を規制する種」のひとつとして指定され、法的に捕獲等が規制されています。現在の生息地で採集することは、法令に違反します。」
2日間、お付き合いいただいたDさんをはじめ、お目にかかった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで楽しく有意義な遠征になりました。またどこかでお会いしたときはよろしくお願いいたします。
おしまいです。