7/28 キリシマミドリシジミ その1
で、早朝やって来たのはとある山の中。
時折、♀が現れますが、遠すぎて証拠写真すら撮れません。すぐに枝の中に入ってしまうし…一度だけ、至近距離に出ましたが、よりによってボロ個体、しかも枝が邪魔になって…撮影意欲が湧かないまま、せっかくだから撮ってやるか、なんて思いながらポジションを工夫していると、逃げられました!やはりこちらのやる気なさが伝わるようで(^^ゞ。
それにしても、♂が現れません。情報の「現れるのは○時から」を信じて待ちますが、一人だったらとっくに撤収してたかも、と思うくらい、暇!仕方なく、昼寝(朝寝か)しながら待つこと3時間、やっと最初の1頭、出現です。う~ん、時間に正確だねぇ。
キリシマミドリシジミ ♂
ちょっと薄暗いところへ静止しました。もう少し明るいところだと良かったんですが。
新鮮そうな個体で、開翅を期待して待っていましたが、残念ながら飛び去ってしまいました。
その後、陽が射すとどこかへ姿を消し、陰ると飛来するを繰り返します。どうもこの日の天候は、キリシマミドリにとっては暑すぎたようです。もちろん人間にとっても(>_<)。
待ちに待った瞬間が訪れたのは、突然でした。
キリシマミドリシジミ ♂
少し遠いながら、金緑色のきらめきをゆっくり披露してくれました。まさに至福の時です。
今度は少し高い位置でのテリ張り。
今度は青っぽく輝きます。
そして再び、至福の時が。
今度は先ほどより少しだけ接近。この輝き、もうたまりません!
今度はボロ個体がV字開翅を披露してくれました。
前脚を上げたと思ったら…
いきなりスクランブル発進しました。
写し取ったのは幻か…そのスピードには感心してしまいました。
このように良いとこばっかを掲載すると、たびたび良いポジションに止まってくれているように感じますが、実際はかなり間隔が空いているんです。本当は暇で暇で…でも陽が陰ると舞う、キリシマミドリたちを見ているのは楽しかったですけどね。
後は、この日の大部分を占めた暇な時間に撮ったのを紹介することにしましょう。
続く…