8/3 スミナガシの山へ

 毎日暑い日が続いています。
 この日も朝からうざるような暑さ。午後、仕事が一段落したところで思い立ち、時間休をいただいてスミナガシを見に行ってきました。
 暑い日は山に行くのに限ります…と言ったところで信州のような高い山じゃぁあるまいし、暑いには暑いのですが、着いた頃には日も傾いているでしょう。
 
 途中、リョウブが咲くポイントに立ち寄ってみると、ツマグロヒョウモンがいました。「な~んだ、ツマグロかぁ」とちょっとガッカリしていると、違うヒョウモンが飛んできました。
 
ミドリヒョウモン ♀
イメージ 1
 この辺りでは、ツマグロヒョウモンに次いで見かけることの多いヒョウモンです。とはいうものの、見る機会は決して多くありません。
 
 いよいよスミナガシのいるポイントに到着。すると早速樹液に来ているのを見つけましたが落ち着きがなく、写真を撮る間もなく飛び去ってしまいました。
 
 その樹液にいたのは…
 
イメージ 2
 久しぶりに見る大型の立派な♂でした。
 
 しばらくするとまた戻ってくるだろうということで、近くの草原へ行ってみると、そこにいたのは…
 
ミヤマアカネ ♂ 未成熟
イメージ 3
 絵に描いたような「ミヤマ」繋がりです(笑)。
 
 ここでミヤマアカネを見るのは初めて、嬉しかったです。これが飛ぶと翅の褐色帯がチラチラして可愛いんですよねぇ。私の好きなトンボのひとつです。
 成熟して真っ赤になったら、もっと良いんですが…次の機会の楽しみにしましょう。
 
 そろそろいいだろうと、戻ってみると…
 
 いました!
 
スミナガシ
イメージ 4
 少し小さめのミヤマクワガタアオカナブンとのスリーショットです。
 
 林の中は薄暗く、三脚を持って行かなかったのでストロボに頼らざるを得ないのが残念です。
 ちなみにストロボ無しで撮った写真は、全滅でした(^_^;。
 
 周囲の樹も見回っていると、いました、第2目標。
 
イメージ 5
 大きくて立派です。脅かさないようにそっと近づくと30cm以内にまで近づくことができました。
 
 再びスミナガシがいた樹に戻ってみると、残念ながらその姿がなく、代わりに別のお客様がいました。
 
ルリタテハ クロヒカゲ
イメージ 6
 その時、木々の間から光が差し込み、スポットライトを浴びたかのような面白い写真になりました。
 
 撤収前に先ほどの草原へもう一度。
 
 ススキの上でテリ張りしていたのは…
 
ホソバセセリ
イメージ 7
 
 そして…
 
イメージ 8
 ヘビと名前が付いていても、トカゲの仲間です。もっとも、同じ爬虫類ではありますが。
 
 近くで見ると、恐竜のような迫力がありました。
 
 まだ少し日暮れまで時間がありましたので、別の場所へ転戦することにして山を下りました。