9/15 その2 ナニワトンボとトンボたち

 この溜め池、私が初めて見つけたナニワトンボが安定して発生する池なんです。(あ、私が第一発見者、という意味ではなく、自分自身がナニワトンボを見つけたという意味で…ややこしいなぁ)
 なぜ、あえて「安定して発生する池」と書いたかというと、それ以前に一度だけ、偶然ナニワトンボを初めて見つけた場所があるからで…その場所ではその後見たことがありません。
 
 この池でナニワトンボを見つけられたのも、行きつけの散髪屋さんが移転したおかげなんです。不便になって…ちょっと複雑(笑)。
 
 いつもいる場所へ行ってみると…今日もいました!
 
ナニワトンボ ♂
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 普段は林縁の日陰にいることが多いんですが、珍しく明るい陽の当たるところで縄張りを張っていました。
 で、トンボお決まりの逆立ちポーズ。
 
 その他の常連のアカネ類。
 
リスアカネ ♂
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マユタテアカネ ♂
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 特徴である大きな眉斑の他、腹端の付属器が跳ね上がっているのが特徴です。
 この個体は成熟が進んでいるものの、まだ少し若いですね。もっと成熟すると胸部の褐色が濃くなり、眉斑がある顔の地色が白っぽくなります。
 
マユタテアカネ ♀
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 ♀は♂に比べて眉斑が小さく、ヒメアカネ♀とよく似ているので紛らわしいです。眉斑がないと思っていたヒメアカネ♀にも、小さな眉斑が出ることもある(地域によってはそんな個体の方が多い)ことを知ったので、なおさらです。
 
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 ♂は全身真っ赤になるので、赤トンボと思われている方も多いかも?
 
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 ♀は薄い褐色です。もっと成熟すると濃くなります。
 
アオイトトンボ ♂
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 翅を半開きにしてとまるのが特徴です。青い眼が綺麗です。
 
 おしまいです。