9/16 バッタたち

 この日は実家へ。ちょっと早すぎる彼岸参りに行きました。本当なら一週間後がお彼岸なんですが、その日は下の子の運動会が予定されているのです。それで仕方なく…弟夫婦もその方が都合がいいとのことでしたので…ご先祖様、ごめんなさい。
 
 お墓参りを済ませた後、私一人で周辺を探索。これ、いつものパターン(笑)。
 
 空き地にはこんな小さい花が咲いています。
 
ツルマメ
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 ツルマメは、大豆の原種だと考えられているそうです。
 
 ちょっと気持ち悪い植物も、小さな花を咲かせています。
 
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 他の植物の上に覆い被さるように絡んでいます。
 ネナシカズラ葉緑体を持たない植物。従って「光合成ができない=エネルギーを作れない」ため、他の植物に寄生して生きて行くしかないんですね。まるで植物界のエイリアン!?
 
 草むらをチラチラ飛んでいたチョウ。
 
ルリシジミ ♂
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 木陰に入ったり、陽の当たる場所に出たりと忙しい。それに加えて白っぽいので露出補正が難しいことといったらありゃしない。仕方なく、自分の手で影を作って、その中で撮ることにしました。
 
 マユタテアカネ ♀
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 翅の先端が褐色に染まるノシメ型です。この型はヒメアカネ♀との見分けは簡単ですね。
 
 クサキリ ♀
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 褐色型の♀です。お腹がパンパンに膨らんでします。きっとたくさんの卵を持っているんでしょう。
 
ツチイナゴ
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 目の下の涙模様が特徴的です。
 
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 気温が下がる時期なので、陽の当たるアスファルトの上にたくさん出てきていました。
 
クルマバッタモドキ
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 地味な褐色型は、土の上では見事な保護色になりますが、アスファルトの上では…(笑)
 
 それにしてもバッタたちは自然界では存在し得ない、人工物をうまく利用しています。それだけたくましい、ということなんでしょう。
 
 おしまいです。