夏の家族旅行（８／１６～１７） 　その２

日記 #生物学
　今夜の宿へチェックイン後、温泉へ入りに行くという家族と友人親子を送りがてら、自分自身はその周辺を探索することに。
　なぜ一緒に温泉に行かなかったかって？
　もちろん、温泉も良いですが、せっかく遠出したんだし、時間がもったいないじゃないですか。お風呂なら宿でも入れるし…温泉じゃないのは残念ですが。夕食の時間も迫ってるし…この時間のなさに渋滞の影響が出ています。
 
　ともかく散策…ところがこの日、天気が不安定で突然夕立のような雨が降ったり、かといえば日が射したり…どっちやねん！はっきりせーや！と叫んだところで天気の神様は知らんふり。この時間帯も今にも降りそうな黒い雲が広がってきました。夕暮れ間近のような雰囲気で、暗さと天気、それに時間との戦いになりました。
 
　こんな暗いのにチョウがいるのかなぁと思いながら歩いていると…何とか見つけました。
ダイミョウセセリ
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　後翅に白線がはっきり出た関西型です。
　私の地元では、この白線が薄い中間型がほとんどで、たまに関西型と、白線が消失した関東型が見られます。
　できれば自然光で撮りたかったのですが、すでにストロボなしでは撮れないほど薄暗くなってきました。
 
　それでもめげずに（笑）歩いて行くと、小さなジャノメチョウ類がいました。
ヒメウラナミジャノメ
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　いやに白っぽく、ジャノメ模様の縁取りがはっきりしない個体でした。擦れてしまっているのでしょうか？
 
こちらもヒメウラナミジャノメ
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　こちらはよく見かけるタイプで色が濃く、ジャノメ模様の縁取りがはっきりしています。
 
　草原ではムラサキツメクサ（赤クローバー・赤ツメクサともいいます）が咲いていました。その中で面白いものを見つけました。
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　ちょうど普通のものと並んで咲いていました。
　白花って清楚で良いですね。
 
　この頃には空がいよいよ暗くなり、雨もこぼれ始めました。慌てて駐車場まで駆け戻り、温泉に入って「気持ちよかった～！あんたも入ったらよかったのに。もったいないなぁ～」なんて言う家族たちを拾って、無事宿の夕食に間に合ったのでした。
　夕刻の探索では目立った成果は得られませんでしたが、雨でずぶ濡れにならなかっただけヨシとしましょう。（この後土砂降りの雨になりました(^^ゞ）
 
　続く…