9/22 河川敷探索

 たまの休日、家で燻っていると嫁さんが「この頃写真撮りに行けへんなぁ、なんで?」とひと言。「ちょっと疲れ気味やし」と答えたものの、それがきっかけでぶらっとする気が湧いてきました。
 でももうお昼過ぎやし、午後から雲が広がってきたし(午前中は良い天気やったんです)…少し考えて、自転車で近所を回ることに決めました。
 
 この時期だったらウラナミシジミが殖えてるだろうなぁ、ということで河川敷の探索です。
 
 自転車に乗るとほんの2~3分で到着。
 
 さっそく、いました。
 
ウラナミシジミ ♀
イメージ 1
 少し小さめですが、あまり翅も傷んでなくて綺麗でした。
 
ウラナミシジミ ♀
イメージ 3
 一枚目と同じ個体の翅裏です。新鮮な個体は波模様がはっきりしていていいですねぇ。私はウラナミシジミの魅力はこの波模様と長い尻尾、それにはっきりしたオレンジ斑だと思っています。
 
 この季節、一番目立つ花はこれでした。
 
メドハギ
イメージ 2
 小さくてあまり目立たない花ですが…ということは、逆に言えば他に目を引くような花がなかった!というこですね(笑)
 
イメージ 4
 熱いカップルが一組。とまっている花は花粉症の原因のひとつであるブタクサ。この時期の河川敷は要注意ですな。幸い、私はブタクサは平気ですが(今のところは)。
 
 ちなみに人間様の熱いカップルも見かけましたが…さすがにこちらにはカメラを向ける気にはなれませんでした…ヘタに向けてると犯罪行為でつかまりかねませんし(^^;)。
 
 ウマノスズクサが生えているところに行くと、予想どおりジャコウアゲハが数頭飛んでいましたが、♂ばかり。しかも♀を探して飛んでいるようで全くとまる気配無し。今日持ってきた機材では飛翔写真はまず撮れないので(注:私の腕では。同じ機材で飛翔を撮られている方もおられます…今度お目にかかったらコツを聞いてみようっと)。
 
 仕方なくウマノスズクサを見て回ると、いました。
 
イメージ 5
 トゲトゲですが、軟らかくて、触っても大丈夫です。
 
 ヤブガラシが絡まっている場所がありました。まだ花が残っていたのでしばらく待っていると…予想どおり、チョウたちが吸蜜に訪れました。
 
イメージ 6
 この個体は後翅裏の赤斑も、体の模様も色が薄く、オレンジ色に見えました。
 
イメージ 7
 地色が白っぽく、黒い模様もはっきりしているので♂だと思います。傷が目立たない新鮮な個体でした。
 
アサマイチモンジ
イメージ 8
 いきなり近いところにとまったのでちょっと焦ってしまい、翅の先端が切れてしまいました(^^;)。
 
 河原に生えているヤナギに近寄ってみると、いました。
 
イメージ 9
 残念ながら翅を広げては貰えませんでした。
 
 先日からの雨による水たまり、ほとんど乾いてはいましたが、まだ土が湿っている場所がありました。
 そんな場所はチョウたちのミネラル補給場所になります。今日のお客様は…
 
イメージ 10
 わかりにくいですが、3頭が集まっていました。
 もう少し角度を変えて、と工夫しているところへ車がやってきたのでThe End!こんな河原の中の小道、車が通ることなんて滅多にないのに…なんと運が悪いことか!
 
 この頃になると雲が厚くなり、今にも雨が落ちてきそうな雰囲気になってきたので帰路に。
 
 おしまいです。