4/13 ギフの山へ その1

 この辺りでは有名な、「ギフの山」へ行ってきました。ギフといっても、岐阜県へ行ったわけではありません。
 そう、この季節の定番、ギフチョウがいる山です。我が家から1時間半、お手軽登山ができる山。
 軟弱です(^^ゞ。
 
 早朝、地震騒ぎがあって、我が家も結構横揺れが続いたのですが、ご近所では被害がなく、少し遅くなりましたが出発。途中、道路の表示を見ると、気温5℃!そんなに寒さは感じなかったんですけど…
 
 山の麓の駅に着き、切符を買おうとすると、「今日は始発、9時10分発だけど、いいですか?」
 このとき8時10分。あと1時間ある…でも1時間では登れないし…「はい、かまいません」と即答。(横着な私、事前に時刻表を確認していなかったのでした。)
 
 で、気になる山頂の状況は…掲示板を見ると、 8時の気温0℃…れいど~っ!…よくよく考えてみれば、麓の気温5℃でしたから、それくらいには下がってるわな~。
 カタクリの開花状況は…「つぼみふくらむ」これはやってもうたか、まさかのフライング?今年はチョウの出方も早いようですし、ここも早いだろうと予想してきたのに…そういえば駅周辺でもモンシロチョウの姿すら見られない、晴れているのに…嫌な予感が頭をよぎります。でも、切符も買ったことだし、駄目元で行ってみるかと、決めました。
 
 やがて始発時間が来て、乗り込みます。軟弱登山スタートです(笑)
 山頂駅について外に出ると…寒っ!冬の気温ですな。
 気を取り直し、メイン道路から遊歩道へと入ってほどなく、1頭のチョウがすれ違いました。横目で見ると、薄黄と黒のダンダラ模様!追いかけると数メートル先に止まりました。やった、目的のギフチョウ
 
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 今年の初ショットです。もう少し近寄ろうとしたその時、ハイカーが近くに歩いてきていたので、飛び立ってしまい、そのままロスト。ちょっとガッカリ…
 
 その後、さらに進んでいくと、ポツリポツリと現れます。まだ気温が低いためもあって、日だまりに来ると日光浴。そこそこ楽しませてくれました。
 
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 結構、新鮮な個体が多く、良かったです。
 
 地面での日光浴シーンはそこそこ撮れたので、こうなると吸蜜シーンが撮りたくなってきます。
 定番ではありますが、カタクリでの吸蜜シーンは、一度は撮ってみたいものです。
 
 まず撮れたのは、スミレ類での吸蜜。
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 枯れ枝が被さって邪魔ですが…
 
 こちらはまずまず。
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 こちらのは右の尾状突起がなくなっていました。
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 念願だったカタクリでも…
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 麓の掲示板に案内があったように、まだカタクリの開花株が少なく、辛うじて見つけた花に吸蜜に訪れました。
 しかし角度が悪く、こんな証拠写真しか撮れませんでした。
 
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 別の開花株も…
 
 こりゃ、カタクリギフチョウのリベンジをしなくてはなりません。いつになるかわかりませんが…
 
 カタクリはこんな状況でした。これはまだ生育が進んでいる方。
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 つづく…