5/25 キナンウラナミアカシジミを求めて その1
ウラナミアカシジミ紀伊半島南部亜種、すなわちキナンウラナミアカシジミの存在をある方から数年前に教えていただき、ず~っと憧れていました。先日、知人から詳しいポイントと今年の発生状況を教えていただいたので、思い切って実行することにしたのです。
ただし、所用があって帰宅時間が決められていたため、たくさん見られるであろう午後の活動時間の探索は無理、そのため早朝入りして午前中の叩き出しに賭けることにしました。
ポイントに到着、所々にあるウバメガシを叩きながら歩いて探索です。
小さな変わった花が咲いているのを見つけました。
ガンピ
ジンチョウゲのような形の花でした。もちろん葉っぱなどは全然違いますが。
ウバメガシを探しながら歩いていると、チョウが追い越していき、ガードレールに止まりました。
ミスジチョウ
大きさからみると♂。日陰だったので写真の出来はよくないですが、思わぬ嬉しい出会いでした。
飛び方が頼りなかったので、羽化して間もなかったのかも知れません。
この後も何度か姿を見せてくれました。結構個体数が多そうです。
ミスジチョウ
これも大きさから見て♂ですね。結局この日は大きな♀は見ることができませんでした。まだ出始めだったのかも?
崖に綺麗な植物が生えていました。
古い部分が赤く、春から伸びた部分が緑色のようです。その対比が鮮やかでした。
かと思えば同じ崖に…
イワヒバ(丸まっています)
丸まってしまっています。同じ崖で、しかも数十cmしか離れていなかったんですが、こんなにも条件が違うものなんですね。
谷間から高く伸びた樹に、大きな白い花が咲いていました。
ホオノキ