7/6 モドキ探索 超プチ遠征
前々から一度は見たいと思っていた「モドキ」。
今までに見た「モドキ」は、コヒョウモンモドキ、トンボ遠征で偶然出会ったキマダラモドキ、そして昨年の観察会でのウスイロヒョウモンモドキの3種類。
この日は4種類目を追加すべく、詳しい情報をいただいた場所を目指したのでした。まぁ、発生を始めてから日にちが経っているので、新鮮なのは難しいだろうなぁとは予想していましたが、それは覚悟の上。
初めて出会えるであろう予感にワクワクしていたのですが、2日ほど前に水を差す事実判明。翌・日曜は朝から所用があるのはわかっていたのですが、当日にも別件が入ってしまって…何とかそれは午後に変更して貰い、半日は確保。
でもよくよく考えると、午後の所要時間に間に合うためには、遅くとも11時には帰宅せねばなりません。となると、現地に滞在できるのは9時半頃までか…遅くとも6時には現地入りしたいなぁ。頑張って早起きだ!それでも活動時間は最大3時間半。これはチョッと厳しいぞ…。
前日、天気予報を見ていると、現地は朝から晴れ、ただし相当気温は上がりそう。ところがいざ当日。
現地に近づくにつれて灰色の雲が垂れ込めて、今にも泣き出しそうな空。それで涼しければまだしも、蒸し暑いことといったら! おまけに風も強い。どうなってんねん!
現地に近づくにつれて灰色の雲が垂れ込めて、今にも泣き出しそうな空。それで涼しければまだしも、蒸し暑いことといったら! おまけに風も強い。どうなってんねん!
それでも時間を惜しんで探索開始! 程なく教えていただいた条件と似た場所を探し当て、歩き回る作戦に出ました。すると濃い茶色のチョウが飛び出しました。きっとこれに違いない、敏感なのも話に聞いたとおりだし。でも飛び方がチョッと違うような…やっと写程距離まで近づけたのでファインダー越しに見ると、そこに居たのは…
ジャノメチョウ ♀
モデルになってくれたのは嬉しいけど、キミじゃないねん、目標は…
おっ!と思ったのはウラナミアカシジミ。もうボロボロで、波模様も色褪せて、おまけにモデルをお願いする間もなく風に吹き飛ばされながらよたよたと高いところへ消えてしまいました。それでも私にとっては数年ぶりの出会いでした(亜種のキナンウラナミアカは今年撮ることができましたが、本家のウラナミアカという意味では)。
やっとそれらしい飛び方をするのが1頭出ました。でもチョッと色が薄いような…
キミでもないねん。おまけにボロボロやし。
悔し紛れに梢を叩いていると、ゼフが1頭。何とか証拠写真が撮れそうな高さに止まりました。
ボロボロのようだし、とりあえず1枚だけ撮影。プレビューで見ると擦れたミズイロオナガシジミに見えたので、撮ってもしゃあないな、と判断、スルーしました。ところがこれが大きな間違いの元と気付いたのは、帰宅後写真整理をしていたときのこと。
問題のこの写真…
実は私にとっては初めての出会いだったんです。こんなことならもっとしっかり撮っておけば良かった…1枚だけ撮ったのがピンぼけだし…なんとも締まらない、おまけに感動もない出会いとなったのでした。
こんなことをしているうちにいつしか滞在予定時間も終わりに近づき、涙をのんでの撤収となってしまいました。
車へ戻る途中に出会ったのは…
ホソクビツユムシ