7/13 ミドリシジミを求めて古都徘徊 その1

 ある意味、ゼフの代表格とも言えるミドリシジミ。さほど出会うのには苦労しない種類のようなのですが、なぜか私には縁が無く、昨年某所で初めて出会いを果たすことができたのですが、それも1頭だけ、開翅もなく数枚撮っただけでロストしてしまいとても撮影成功とは言えない状況でした。
 
 で、そのリベンジを果たすべく情報収集に努めていたのですが、昨年某氏から教えていただいたポイントにようやく出かけることができました。
 
 早朝到着、じっくり下草をチェックしますが、姿無し。仕方なく叩き出し作戦を決行。
 
 いきなり出てきたのは…
 
オオウラギンスジヒョウモン
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 かなり傷んだ子でした。それも遠くの高い場所にしばらく止まっただけで、すぐに飛んで行ってしまいました。
 
 さらに叩いていると…ようやく「憧れ」が登場。
 
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 雲が厚く薄暗い状況、しかも遠いしで証拠写真が精一杯でしたが、何とか目的達成。
 
 さらに叩いていると、もう1頭。
 
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 あとは開翅が拝めれば…ということで日が射すのを待つ間、周辺の捜索を続けることに。
 
 すると、全開(?)まで広げたセセリを発見。
 
ホソバセセリ
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 羽化してさほど日が経ってないようでピッカピカ。特徴ある翅裏を撮ろうと身体を少し動かした途端、あっという間に消えてしまいました。
 
 そうこうしているうちに厚かった雲が薄くなり、日が射す兆しが見えてきたので先ほどのミドリシジミを見に行くと、残念ながらすでに姿無し。悔し紛れに竿で叩くも高いところを舞うばかりで、下には降りてきてくれません。数も少ないし…。
 
 まあ、証拠写真だけでも撮れたことだし、ということでさらに周辺を探索することにしました。
 
 すると、枝先に葉っぱではない緑色の物体が目にとまりました。
 
ヤママユ 幼虫
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 初めて見ましたが、デカイです。まあ、成虫もデカイですが…。それにしても鮮やかな緑色です。
 
 湿地に踏み込み歩いていると、足を置こうとしたその場所に、危険生物発見!
 
 注意!嫌いな人はスルーして下さい!
 
 って、もう遅いか…(^^ゞ
 
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 その距離1m弱。足下をよく見ていないと踏みつけてしまうところでした。
 
 姿を隠す場所を確認してから前進。
 
 池のそばにはトンボが。
 
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 普通種ではありますが、地元ではほとんど見ることが無いので、嬉しいですねぇ。
 
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 これも普通種で、地元にもたくさん居るのですが、写真を撮るのは今年初。地元探索をサボっている証拠だったりして(笑)。
 
 写真を撮りつつもマムシのことが気になるし、いい時間にもなってきたので別の場所へと移動することにしました。
 
 つづく…