7/13 ミドリシジミを求めて古都徘徊 その2

 さて、移動してきたのは某有名観光地の小高い山。
 
 ここには某チョウがいるらしい、と聞いたことと、一度は行ってみたい場所だったので、迷わず決定した次第。
 本来なら下から登りたいところですが、時間があまりなかったこともあって上から山の上部を散策する作戦。
 
 早速遊歩道を下りつつ周囲の草原を観察すると、黒っぽいチョウが次々に飛び出します。
 
ジャノメチョウ ♂
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 けっこうボロな個体が多いので、ちょっとガッカリ。でも目的はこれではないし…
 
 交尾シーンにも出会いました。
 
ジャノメチョウ 交尾
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 もうちょっとはっきり撮りたかったんですが、恥ずかしがり屋なのか開けたところへ出てくれなくて…最後は追いかけようがないところへ飛んでいってしまいました。
 
 一瞬、お!っと思ったのはこの子。
 
ウラナミシジミ ♂
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 よく見たらボロなのでガッカリでしたが…今年初めての出会いでした。でも…目的はこれでもないし。
 
 ニホンジカの子供が「何してるんや?」と言いたそうにこちらを見詰めていました。
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 結局、目的のチョウは見つけられずに終わってしまいました。
 
 まだ帰るには早すぎたので、またまた移動。
 
 そこで見つけたのは、小さな小さなシジミチョウ。ヤマトシジミよりも小さいくらい。何かな?と思いながらそっと近づくと…
 
ルリシジミ ♂(だと思う度95%)
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 ルリシジミにしては翅裏の模様がはっきりしすぎてるように思いますが、まず間違いないかと。
 
 雑木林に入っていくと…
 
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 ミヤマクワガタにしては中の大、といった大きさ。右の樹の割れ目にはヒラタクワガタか大きめのコクワガタかも知れませんが、クワガタが1頭潜んでいました。ちょうど大顎が樹皮で隠れていたので確認できず。
 
 さらに進むと、狙いのチョウが飛び出てきました。
 しかし笹藪の中へ潜り込むので、なかなか撮影ポジションが取れません。おまけに敏感だし。
 
 でもなんとか撮影成功。
 
オオヒカゲ ♂
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 一回り大きな♀も。
 
オオヒカゲ ♀
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 ♂はやや傷んだのが多かったようですが、この♀は新鮮でした。
 
 開翅も期待したのですが、それは叶わず。
 
 そうこうしているうちに自宅から「帰ってこいコール」が入ったので、撤収と相成りました。
 
 おしまいです。