10/24 惜別!381系

 南紀へ行ったついでに、「鉄」もやってきました。

 なぜなら…

 紀勢本線の和歌山-新宮間が電化された1978年から37年間も活躍してきた381系が、10月30日をもって引退するということで、私にとってはそれを狙う最後のチャンスだったのです。

 ポイントはどこにしようか、有名撮影地も良いなぁ、と思いつつ、時間切れ。結局はお手軽ポイントで待つことになりました。

 やがて時間が来て踏切が鳴り始め、列車の響きが近付いて…パノラマグリーン車がトンネルから飛び出してきました。

クロ380 くろしお
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 線路の敷地内から撮っているように見えますが、平行する道路から撮っているのでご安心を。

 そして後撃ち。

クハ381 くろしお
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 381系が引退すると、関西からはヘッドマーク付きの特急列車が消滅してしまいます。(これを書いている現在、すでに過去形になってしまいました)

105系
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 ジオパークのステッカー付きでした。

283系 くろしお
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 貫通型先頭車の500番台です。

 場所を変えて、海を絡めてみることにしました。

283系 くろしお
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 イルカ顔のパノラマグリーン車でした。この日、増結編成が活躍していました。
 海は絡めたものの、テトラポット海岸は興ざめでした。まぁ、仕方ないか…

105系
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 派手なラッピング車がやってきました。

 時刻表を調べてみると、次に381系がやってくるまで数十分の時間があったので、車の中でのんびりしていると、突然列車の音が響いてきました。

 こんな時間に列車はないはずだし、何だろうと線路に目をやると、なんとキヤ編成がやってきたではありませんか!

 車の中から慌てて撮った写真がこれ。

キクヤ141
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 もう少しで貴重な写真を取り逃がすところでした。

 窓の少ない変な車両…と思われる方もあるかと思いますが、これはJR西日本在来線のドクターイエローなんですね。つまりお客を乗せるのではなく、線路や信号などをチェックするための車両。したがって、いつも走っているわけではありません。たまたまこの日が検測日だったわけで、これはラッキーでした。

 そして、待ちに待った381系。

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 ダンプカーや大型トラックが目障りですが、まぁ、しょうがないですね。

 これが私にとっての381系くろしお最後の写真となりました。

 ちなみに、目撃だけならこの後も3度ほど。

 37年間、お疲れ様でした。

 おしまいです。